あっという間に季節は進み,朝晩が寒くなりました。昼間はまだ汗ばむ陽気にもなる11月がもう終わってしまいます。
こんな気温の変化になかなかついていけない子は多いのではないでしょうか。とくに朝は起きれず不調を訴えることが多いのではないかと思います。子どもなのでなかなか睡眠調整が難しいのですが,眠ることの大切さを知っておくことも必要です。遅くまでのタブレットやスマホの視聴が脳の発達に影響を与えますし,睡眠の質にも影響を与えます。
ただ,いくら大人がそういってもコントロールができないのが現実です。大切なのは,そのことを知っておいて,自分でコントロールしようという意思です。制限でも約束でもなく,自分の意志で課題意識をもつことが第1歩なんです。でも難しいですよね。
おすすめは,睡眠へのルーティーンをつくることです。この時間がきたら,「ホットミルクを飲む」とか,「本を読む」とか脳内の興奮状態を鎮める作業を時間を決めて行います。お風呂へ入る時間も重要です。ついついいろいろな都合で時間がばらばらになりがちですが,どこか1か所だけ時間を決めて取り組むのが効果があると思います。不登校の子どもに睡眠の質に意識を向けることって大切だと思います。