不登校を経験している子は,人と会うことを嫌います。特に初めての人と話すことに抵抗があることが多いです。自己肯定感が下がっているとき,誰でも人に会いたくなくなるし,話したくなくなるものです。不登校では,その状態が続いていると考えることができます。そのことを踏まえて,パルクでは,多くの大人たち(大学生も含む)と出会うことを大切にしています。普段からボランティアの大学生が定期的に入ってくれていましたが,この2月は心理学部の大学生が次々に入れ替わり立ち代わり入ってくれています。そうしていると子どもたちが変化してくるのがわかります。初めての人と出会うことに慣れていくのです。そのたびに自己紹介をするのですが,どんどん上手になり,自分から話しかけることも多くなりました。いろいろなタイプの人と関わる経験が子どもたちを成長させていきます。これからも多くの体験を提供していきたいです。