新年度がやってきます。不安と期待が入り交じった時期です。不登校の子どもたちは特に不安定になりがちです。
4月の再スタートに向けて気力を充実させるために休養が必要な子どもや,逆に体力をつけるために規則的に外出することが必要な子とその状態や性格によっても対応はまちまちです。
一律にマニュアル通りに対応しようとする社会が合わずに不登校になってしまった子どもにさらに,マニュアルで対応しようとするのはおかしな話です。これこそ個別対応であるべきであるし,マニュアルに頼るものではありません。その家庭や保護者の考え,本人の性格,体調などを総合的に考慮してその対応を本人と一緒に考えて行くことがとても大事な時期です。