不登校の子どもたちの中には,語彙が少なく,自分の感情や今起きていることを言語で整理する力が不足している子が多いです。自分の周りに起きていることを整理できなくて漫然とした不安を感じることが多い気がします。
不登校支援センターパルクでは,言葉の学習に力をいれています。少しずつ語彙を増やし,自分に何が起きているのかを整理する力をつけてほしいと思っているからです。
語彙の学習で慣用句をしました。最近慣用句を使う場面も減ってきたように感じています。こどもたちは聞きなれない言葉です。慣用句の絵カードを使って,場面のイメージをつかみ,それに言葉をあてはめていきます。
これまでの学習から,絵を見てその様子を話すことは,ずいぶんできるようになってきました。
日本語の難しさと豊かさを味わいながら言葉に関心をもってもらいたいです。