不登校に向き合う

不登校になると体力の低下が著しくなります。いつもゴロゴロしているとか,すぐ疲れたと言う。それなのに自分が好きなことをしているときは元気。周囲の大人は対応に困惑します。ついつい怠けているのではないかとかこのままではだめになるという不安から,叱ったり,小言が増えたりしてしまいます。理屈では,責めてはいけないと分かっていてもついつい態度に出てしまう。さらにこの先のことを考えたら不安で仕方がない・・など本人ももちろんつらいのだけれど,周囲の大人が負の感情に巻き込まれていきます。

それを何とかするために,塾に行かせてみたり,友達に誘ってもらったりといろいろな方法で解決しようと試みますが,かえって逆効果ということも多いです。そこで大事なのは時間軸です。不登校になるということは基本的に子どもの心のダメージが大きいと思われます。心の回復は半年~1年単位の時間がかかります。うわべだけ学校に行けても結局は心が整わず,本当の解決にはつながりません。じっくり構えていくことが大事です。そのためには保護者には心の伴走者が必要です。パルクは子どもだけではなく,保護者の伴走もしたいと思っています。いつでもご相談ください。